今回は次の人物を被験者とし、検証を進めていく。
ごどう…当サイトの企画スタッフ。大学で社会学を学び、卒業後はコメディアンを志し1年弱アメリカに滞在していた。
今回ごどうには以下の①〜⑧の企業動向書類を順番に見ていってもらう。
これら一部一部はそれぞれ、複数の企業の決算報告書を印刷してページをランダムにまとめたものである。番号により、含まれている資料の企業もバラバラだ。
また、それぞれの書類には必ず一枚SDGsのページが挟まっている。ページをめくっていけば必ず一目見るという仕掛けだ。
このSDGsのアイコンは①→⑧で、0個・1個・2個・4個・9個・14個・16個・17個とレプリカが増えていく。
今回ごどうには、この8つの書類の中で『何社決算報告をした企業が出てきたのかを当ててもらう』というただただ堅苦しい偽企画に挑戦してもらう。
登場する企業のカウントに集中しているごどうが、一体何個目でSDGsのレプリカに気づくのかを検証していきたいと思う。
検証開始
ちょっとこういうの見ると頭痛くなるんだよね…
まず1社目、と。
順調に偽企画に沿って決算報告書を読み進めていく中で、まず一つ目のSDGsが登場する。
一つ目のSDGsはレプリカなしで17個全てが本家である。
万が一ごどうがSDGsの存在自体を知らなかった場合、ここで本家に目を通しておいてもらう必要があるので、あえてレプリカなしも用意した。
続いてごどうが読み進めるのは、レプリカが1個混ざっているSDGsが差し込まれた書類だ。
レプリカ1個
じゃあ、まだ企業の数は2社のままか。
偽企画の方が少しずつ難易度を上げ始めたその頃、この日ごどうにとって2度目のSDGsが登場する。
気づかない。
光熱費の振込は口座振替を利用した方がいいというアドバイスを、ごどうは持続可能な目標としてしっかりと飲み込んだ。
続いてレプリカ2個である。
レプリカ2個
ソシャゲって儲かるんだなあ。
6番と11番のレプリカに、果たして気がつくか。
賢くなかった。
しかし視点を変えれば、暇かどうかを聞く前に先に用件を伝えるべきという目標が、ごどうの中ですんなりと腹落ちしたのかもしれない。
SDGs側がレベルを下げてくれている現状に、ごどうには感謝してもらいたいものである。
レプリカ4個
もしかしてすげぇ分かりづらい場所に企業名書いてあって、見落としてたりとか?
ん?
これは監査法人的なノリ?だから、この場合決算報告をしてる訳ではないんだよね。
偽企画の少し高めのハードルを超えたところで、ごどうの前に4個がレプリカのSDGsが現れる。
2個で気づかなかったごどう。果たして4個だとどうだろうか。
ごどうが、何かに気づいた。
思わぬところで、見抜かれた。
ごどうが完全に我々のSDGsに違和感を感じ、これより先はよりSDGsのページに意識が向いてさらなる差分を見つけ出すことが予想されるため、ここで検証は終了。
今回は、SDGsのアイコンに偽物が混ざっている場合、何も知らない人は17個中4個が偽物になった時点で異変に気付くという結果となった。
ごどうには事前に伝えた企画が嘘であることと、今回の検証内容を説明した。
いやマリオカートで後方から攻めるのは確かに重要だけどさ。
普通に誰かに怒られるんz..
総括
いかがだっただろうか。
SDGsというスケールの大きい課題の中に、日々の生活の中でキラリと輝く課題を紛れさせることは数個ならば可能であった。
このようにしてSDGsを理解しやすくし、ゆくゆくは本質的な課題の認識へとつながれば、これ幸いだと考える。
その前にまずは、小さなことからコツコツと。やっていきましょう。
光熱費の振込、口座振替にしていますか?
完