ご無沙汰しております。岐阜の右下です。
みなさん、ソナチネという映画をご存知でしょうか。
あらすじ:組長からの命令により、沖縄で起きた抗争の助っ人として舎弟たちを連れて沖縄へ向かった村川(ビートたけし)。しかし抗争は収まらずさらに激化し、事務所を爆破された村川たちは海岸沿いの空き家へと身を隠すことになる。沖縄の穏やかな毎日で次々と人が死んでいく状況のなか、村川はどのような結末を迎えるのか。独自の死生観を独特のユーモアを混ぜて描いた北野武の監督第4作。
ポスターのデザインに用いられていることもあり、この魚はソナチネという映画のアイコン的存在として知られていますが、本編では冒頭に登場するのみでその意味について多くは語られていません。
しかしあの魚には一度見たら忘れられない、なぜか惹かれてしまう魅力のようなものがあるように感じられて仕方がないのです。
ということで…
今回の企画はこちらです!!!!
ソナチネの魚を再現する条件は3つ
①魚 ②銛 ③夕方
まず①それっぽい魚を市場で探し②釣具店で銛を購入し③夕方まで待つ。
これを頑張って1日で終わらせます。
ではまずは魚探しに街へ出ようと思います。
さっそくお魚屋さんへ行くぞ!!!!!!!!!!
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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北野監督は、ソナチネに限らず映画を作るにあたって「”死ぬこと“に焦点を絞ってきた」と語っています。
「必ず死というものは付きまとって、死ほど暴力的なものはない。急に現れる死というものを常に意識してそれを楽しまなきゃいけないんだとしたら、生きることの反対側に死というものが同じような魅力で突き進んでいる場合もあるんじゃないか。」
“昨日今日明日と続いていく毎日と、いつやってくるか分からない死”
沖縄を舞台にしたシンプルなヤクザ映画ではありますが、どんな人間にも悲しくも等しく与えられているルールのようなものが描かれています。では冒頭の魚は死をイメージしているものなのでしょうか。正解は簡単には見えそうにありません。
「100日後に死ぬワニ」
2019年12月12日から2020年3月20日までTwitterで連載された4コマ漫画であり、当時Twitterを中心に爆発的な人気を集めました。
4コマで描かれているのは至って普通の、誰にでもある、毎日の生活。
しかし4コマ目の下に記されている「死まであと〇日」というカウントダウンにより普通の毎日が着々と死へと向かっている毎日へと変換され、どうでもいいような出来事にも切なさを生み出しています。
「終わりを意識したら、些細なことでもやさしくなったり、考え方がちょっと変わったりすると思っています。この作品を通して、そんなきっかけを作れればいいなと思いました。」
何日後かを知ることはできないけど、いつか死ぬという点において、おれたちはワニくんなのかもしれません。
そしてワニが死ぬ100日目。タイトル通りこの日にワニくんは亡くなり日本中の感動を集めるも、ワニくんへの哀愁冷めやまぬうちに続々と発表された商業展開によりネットでは大炎上。
いま公開されているこの映画はその商業キャンペーンのクライマックス。
しかしこの映画は炎上どころか大して話題にもなっておらず、収益面においても映画としての評価においても大きな成果を挙げることはできそうにない状況だそうです。
じゃあワニくんが“2度も”死んだ意味はあったのでしょうか
ワニくんはどうして死んでしまったのでしょうか
ワニくんは、、
ワニくんは将来何がやりたかったんだろう
おれは、、、、
おれは何がしたいんだろう
あれ、おれ、何がしたかったんだっけ
なんで、こんなことしてるんだろう
お魚屋さんに行ってソナチネの魚を探す予定だったはずなのに
今日中に作業を終わらせないと記事が書けないのに
面白い記事を書かないといけないのに
あれ…
面白い記事ってどうやって書けばいいんだ……?
ここは…
水族館??
なんでこんなところに、、、
ん…???
!!!!!!!!!!!
あ、、、あれは!!!!!
ソナチネの魚!!!!!!!!!
ねえ!!!!!!ソナチネの魚!!!!
おれ、ソナチネの魚を再現しないと記事を書けないんだよ!!!!!
どうやったら面白い記事を書けるのか教えてくれよ!!!!!!
ねえ岐阜の右下さん
本当はソナチネの魚を再現する気なんてなかったんじゃないの?
工作モノの記事は、ただ工作するだけじゃなくて面白い展開を作らないといけないから
検証モノの記事は、みんなが読みたくなるような面白い企画を考えないといけないから
自信がなくて、だから去年、あんな訳のわからない記事を書いちゃったんだよね
ねえ!!!!!待ってよ!!!!!!
おれは!!!!おれはどうすればいいの!!!!!
岐阜の右下さん
ソナチネの魚を再現しないんだったら、何がしたいの?
やりたいことをやっていいんだよ
ここは「何をしてもいいインターネット」なんだから
そうか…僕はソナチネの魚を再現したいんじゃない、、
僕は、、、
僕は去年の記事にサヨナラを言いたかったんだ!!!!!!
「おめでとう」
「めでたいなあ」
「おめでとさん」
〜〜♪
“傷ついた友達さえ 置き去りにできるソルジャー”
“あなたの苦しさを私だけに つたえていってほしい”
“忘れない 自分のためだけに 生きられなかった寂しいひと”
“私があなたと知り合えたことを”
“私があなたを愛してたことを”
“死ぬまで死ぬまで誇りにしたいから”
ユーミン、ありがとう。
ワニくん、ありがとう。
そして、全ての面白い記事に
またお会いしましょう!!!!!!!!!!!!
完