フラッシュ暗算のプロは、“発展型”フラッシュ暗算にどれだけ対応できるのか




 

 

フラッシュ暗算とは、画面にフラッシュ式に出てくる数字を瞬時に足し合わせていく暗算競技である。

そろばんの有段者など算術に長けた人向けのハイレベルな競技であり、上級者になると3桁以上の数字が2秒そこらで切り替わるレベルでも難なく回答ができるという。

 

まさに人類にとっての頭脳の限界への挑戦であり、電卓などツールを使った計算が当たり前になった今日でも、その挑戦の火は絶やしてはならないだろう。

繰り上がりが一つでもあると苦い顔になってしまう我々だが、そんな我々みたいなもんでも頭脳の限界への挑戦に貢献してみたい。

 

そこで我々は考えた。

たとえばフラッシュ暗算の名人であれば、数字と数字の間にいろんなものが入ってきても解けるのだろうか。

 

表示速度や桁数などの従来の競技基準にくわえ、回答者を惑わすような数字の出し方を競技の軸に入れることで、フラッシュ暗算の可能性を大幅に開拓できるのではないだろうか。

 

そして早速検証をおこなうため、

 

 

というツイートで募集を図ったところ…

 

はじめまして。
フリー芸人のハードボイルドチアキと申します。

フォローを返していただき、ありがとうございます。 フラッシュ暗算のツイートを拝見し、ご連絡差し上げました。

小学生の時に、珠算で全国大会に出場したことがあります。 フラッシュ暗算も、スピードが遅くて、桁数が少なければ可能です。

私のレベルでもよろしければ、ぜひ企画に参加させていただきたいです。

よろしくお願いいたします。

 

ありがたいことに、フラッシュ暗算がめちゃめちゃ得意な方から連絡が来たのである!

 

ということで今回の企画は、

リー芸人のハードボイルドチアキさんが、

 

 

マジスカスクエアガーデンが考案した、

単に数字だけが出るにとどまらない、発展型のフラッシュ暗算7つに挑戦していただくことになった。

 

今宵、フラッシュ暗算に新たな歴史が刻まれる。

 

ウォーミングアップ

 

企画当日、ハードボイルドチアキさん(以下 H.B.チアキさん)には新宿のとある会議室に来てもらった。

 

 本日はよろしくお願いします!今日をもって、フラッシュ暗算の歴史が変わるかもしれません。

 よろしくお願いします!

 ではまずウォーミングアップから始めていきましょう。

 はい。

 

 

 

ちなみにH.B.チアキさんのフラッシュ暗算の実力であるが、

 

 

上の動画くらいのレベルは楽勝とのこと。

 

 

 よし、もう大丈夫っす。

 凄いですね!それでは本番といきますか。

 

ウォーミングアップも終わったところで、

いよいよ企画スタート!

 

 

1.  ホワァ!

 

 それでは1つ目がこちらです。

 

(答え:5296)

 

 

 はい。5296

 おぉ、正解です!!

 よし…!!

 さすがプロは惑わされませんね。では次行きましょう!

 

 

2.  時をこえて

 

 それでは2つ目がこちらです。

 

(答え:4790)

 

 

 えぇと、

4790

 お、正解です!

 おぉ〜!良かったぁ!

 どんどん行きましょう!

 

 

3.  すき

 

 3つ目です。どうぞ。

 

(答え:3196)

 

 

 3196っ!

 

 

 3196ですか。えー、正解です!

 よーし…

 なんか、意外とあっさり歴史が変わりそうですね。

 そうですね。

 でも、ここからはちょっとずつ難しくなっていくんで…!!

 あーやっぱそうですよねぇ。

 

 

4.  接近

 

 4つ目です。

 

(答え:4442)

 

 

 あの、なんか、

4442??

 4442でいいですか??

 うーん大丈夫かなぁ。。ちょっとピエロ怖いですね。。私怖いの苦手なんで。

 

 

 正解です!

 よかったぁ….

 それでは、次行きましょう!