【創・造】ナルガクルガになりたいんや!の回




 

みなさん、こんにちは。

 

牛タンは厚い方が良い、

どうも、くるぶしパーティです。

(自宅の豪邸から失礼します)

 

最近蒸し暑いですよね。蒸し暑ですよね。

蒸し暑の日に流した汗は時にに、時にタイムマシンになります。

 

今回はそんな汗がタイムマシンになりました!

 

昔に戻るといえばモンハンですよね!

 

そして、僕は久しぶりにモンスターハンターポータブル2ndGをやることに。

 

モンスターハンターポータブル 2nd GMONSTER HUNTER PORTABLE 2nd Gとは、2008327日にカプコンから発売されたハンティングアクションゲームである。 略称は「MHP2G」。

 

小学生の頃、周りが「セカジー」と呼んでいるのが気に食わなかった為、

一人だけ「モンセカ」と呼び続けていたところ、友達を失い、通知表には「人の話をよく聞きましょう」と書かれていた。

 

僕がモンセカをしていたのはちょうど小学6年生の時。

その時の僕の将来の夢、それは

 

ナルガクルガになりたい

くるパ、アンタの夢、叶えたろか!!

 

てなわけで今回は、

 

 

それでは早速

Let’s think.

(なっていこう)

 

作業開始

 

その前に一度ナルガクルガの顔を確認しましょう。

 

ふむふむ。なるほど。やはりいいですね。

一番好きな食べ物を聞かれたら、迷わず「鍋」と即答しそうな顔立ちです。

筆者は本当にモンハンをプレイしていました。

 

どうでもいい感想を得たところで制作に入りましょう。

まずはコスプレ、間違えました、変態の命、頭部を作っていきましょう。

材料はコチラ!

 

・パーティグッズの犬の被り物(2000円)

・ポスターカラー(持っていたので0円)

普通に撮ったのになぜか不穏な空気が漂っています。

 

社会的に良くないネームプレートはこの後すぐに焼却しました。

今回ちょうど夏休みの期間ということもあり、当時ナルガクルガになりたかった自分、小学生でも作れるよう配慮しています。

 

決して僕がお金を笑えるほど持っていない訳ではありません。

 

 

「着彩していく」

 

だんだん見てると気分が悪くなってきたので外に出てもらいました。

この絵面もあまりよろしくない気がします。

呪われる前にさっさと取り掛かりましょう。

 

まず、犬のマスクを緑にしていきます

 

あれ、、、?なんかお前、、、

 

可愛いな。

 

さっきまでの禍々しさが一変。

なんとも可愛らしいワンちゃんになったではありませんか。

には邪気を祓う力があるらしい。(あくまで個人の見解です)

 

できました。

もう結構ナルガクルガですね。ですね?

先に言っておきますが、僕はもう彼女を愛してしまっています。

 

ちなみに僕は潔癖症なところがあり、幼い頃から手が汚れるのがむちゃくちゃ嫌いでした。(泥団子も人を使って作らせていた)

 

ので、今回は苦虫を潰したような顔で製作に挑んでいます。

ナルガクルガになるより先に愛情と憎悪を孕んだ悲しきモンスターになりつつあります。

うい(笑)

 

次のステップへ

 

目の赤いラインを塗っていきます

 

(スーパーササダンゴマシン????)

 

いや、大丈夫。似てない似てない。全然似てない。面影もない。

いやー結構ナルガってきたな。異論は認めません。

ちなみにこの時、多少のムラがあっても大丈夫です。

むしろムラがある方が良いです。

 

冨樫先生の作画くらいムラがある方が、良いです。

それが味になり、良さになりますので。

(ここまでで既にを三回唱えています)

 

つまりナルガクルガになろうとしている僕はほぼ冨樫先生だということになりますね。 ね。

さて、お次は下地に塗っておいた緑の上に深い緑を重ねていきます。

 

そしてくちばしの部分を灰色に塗っていきましょう

 

(デビルマンJr.?????)

いや、いやいやいや!もうナルガクルガだろこれ。

毛並みも相まって質感も最高じゃないかえ?(心の中の天竜人が出ました)

 

しかしめちゃくちゃ雨が降り込んできてるな。

 

まるで「そのような化け物を生み出してはいかん」という

神の怒りに触れてる気分だ。

 

もしかして俺はとんでもない事をしようとしているのではないか?

ナルガクルガなどこの世に創造してしまったらダメなのではないか?

まぜそばをすすり切った後、残り汁を白米で戴くのは罪なのではないか?

様々な苦悩を抱えながらふとナルガクルガに視線を落としてみた。

 

この大雨、ナルガちゃんのご機嫌はどうかな、、、

落ち込んでるかな、それとも泣いてるのかな、、、

身勝手に生み出した僕に、、、怒っているかな、、、

 

 

なんっっつー嬉しそうな顔してんだよおまえ、、、嬉泣

ナルガ笑い出てんじゃんかよぉ、、、嬉泣

 

もう俺は迷わない。

この先何があってもおまえの笑顔を守り抜くと決めた。

俺はこの子と生きてゆく。

誰がなんと言おうとだ。

 

俺と付き合おう。ナルガちゃん。

ナルガちゃん「しゃーなしやで(笑)」

 

やったーーー!!(泣)

 

グスッズズッンハァ、それ、それじゃあナルガちゃん

初の共同作業だよ!!

一緒にナルガちゃんの目を黄色に着色していこうな♪ 

 

 

 

別れよう。俺たち。

 

ごめん、やっぱ無理だわ。

いや、だってさ、え?

さっきまでのナルガ笑いは?

あの優しかったナルガクルガはどこへ?

(この時僕はなんにも分かっちゃいなかったんだ。さっきまでのはナルガクルガなんかじゃなく、ただのワンちゃんのマスクだったってことを。ここからが神の領域、人間が冒してはならない命の想像だったってことを。)

 

 

母さん、俺、デビルマン造る為に生まれてきたんだっけ、、、

 

あの優しかったナルガちゃんはもういない。

そこにあるのはただ邪悪に取り憑かれたデスマスクだ。

生まれて初めて声に出して「一回落ち着こう」って言った。

 

僕はとりあえず塗料を乾かすことにした。

この感情が果たして合っているのかは分からないが、なんていうか、、

 

可哀想だと思った。

 

彼は勝手に生み出され、勝手に畏れられている。

なんだか悲しくなってきたな。

ただこの状態だとまだ確かな感情が分からなかったので、

 

 

一応閉め出してみた。

 

 

可哀想だと思った。

 

やはり素体が犬であったが故に、時折その面影から哀愁が漂う。

胸が痛い。

本当はこんなことしたくないのに、、、

 

この時点で僕は「ナルガクルガになりたい」などは心底どうでも良くなり、「早くこの悲しみから解放されたい」に変わっていた。

(この心変わりがのちに凄惨な悲劇を生むことになる)

 

乾いたところで画竜点睛、最後の工程に移る。

 

白目(黄目)に黒目を入れてゆく

 

何がナルガちゃんだ。

僕は何を勘違いしていたんだろうか。

僕は彼女を造りたかったのか?違うだろうが。

 

小学生の頃夢中になった、圧倒的な格好良さを誇るモンセカの看板、

モンスター、迅竜・ナルガクルガになるんだろうが。

夢なら覚めた。ここにあるのは現実だ。

 

左目も完璧に入れてやるよ。

 

あっやべ、、白目のとこにインクついた、、、

カッコつけた矢先これだよマジで、、

 

また同じ黄色作って上から塗るのダルいな、、、

 

写輪眼にするか、、、

左目だけってカカシ先生みたいだね。

嬉しいだろ、ナルガ

 

 

むちゃくちゃ怒ってる。

ごめんて。笑

ワザとちゃうし。笑

許してーな。笑

てーな。笑

ーな。笑

な。笑

。笑

 

 

 

これにて超ハイクオリティナルガクルガの頭部が完成です。

頭部にかなりの時間を要したのでその他の超ハイクオリティパーツの

製作工程はカットします。

材料や費用が気になる方の為に残りの素材を記しておきます。

 

・パイナップル(300円)

・1mホース(200円)

・爪楊枝6本(家にあったので0円)

・傘2本(家にあったので0円)

 

何度でも言いますが、

今回ちょうど夏休みの期間ということもあり、当時ナルガクルガになりたかった自分、小学生でも作れるよう配慮しています。

 

 

決して僕が周りの人に「逆に何に使ったらそんなお金無くなんの?(笑)」と笑われるほどお金を持っていない訳では断じてありません。本当に。

 

最終章

 

さぁ、あとはナルガクルガ変身するのみ。

と こ ろ が 、 、 、

 

 

くるパ「・・・俺、

ナルガクルガになりたくないな。」

 

!?

 

な、何を言い出すんだくるパ少年!

君が言ったんじゃないか!

 

「ナルガクルガか世界一の大剣豪になりたい」って!!

 

くるパ「変な二択目が追加されてない?」

   「俺思ったんだ。」

   「確かに昔の俺はナルガクルガになりたかったかもしれない」

   「でも今は」

 

「ナルガクルガを見たい」

 

そ こ で 、 、 、

 

くるパ「おーい!!弟!!!カモンぬ!!!!!!!!!」

パチンッ!(軽快に指を鳴らす)

 

弟「ガチで何?」

くるパ「ちょっと君を最高へと案内したいと思ってね」

 

弟「いや、今ランニング終わりなん分からん?はよシャワー浴びて勉強したいねんけど」

くるパ「ごめん

 

弟「大体今何時やと思ってんの?23時過ぎてんねんで?何がカモンぬなん?声デカいんよ。あとパズドラのランダンも控えてんねん。今日は無理やで」

 

 

 

くるパ「ナルガクルガならん?」 

 

 

 

弟「なります」

 

本当は「ラーメン奢る、トッピング、替え玉もありで。」「一生のお願い」

「幼稚園の頃お前が湯船の中で出しよったウンコを泣きながら回収してあげたのは誰かなぁ?!」(←全然じゃんけんで負けた母親だったが、弟は詳しく覚えていないので、効く)などでしぶしぶ了承を得た。

 

そして伝説へ

長かった

 

当初の目的とは少し変わってしまったが、大きな問題はない。

弟をナルガクルガにする事と、自身がナルガクルガになる事は同意である。

みんな、ナルガクルガに会う、心の準備はいいね?

 

 

弟、スタンバイ!!!! 

 

 

さぁ、いくぞ!みんな!そして弟よ!!

刮目せよ!!!

これが俺が小学生の時なりたかった姿、

 

ナルガクルガだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!

 

 

 

 

 

弟「……兄ちゃん…?

 

 

つぅーーー(涙が頬を伝う音)

凄い、、、凄すぎる、、、泣

 

完全にナルガクルガだ

 

弟「兄ちゃん……

 

どの角度から見ても完璧なナルガクルガだ、、、

まさか家の中にいたとはな、、、泣

 

食べちゃいたいな、、、

弟「兄ちゃん?」

 

ああ、ごめんごめん、こっちの話(笑)

弟「兄ちゃん

 

興奮してきたな!実際のナルガクルガと比較してみよう!

弟「(実際のナルガクルガ…?比較なんかしたらカスなのが明るみに)兄ちゃん?」

 



実際のナルガクルガ

 

弟「実際のナルガクルガ!?ダメだって!捏造は!!」

おい!どこが捏造なんだ!どっからどう見ても従来のナルガクルガだろが!

 

弟「どっからどう見ても切り貼りしすぎだって!!俺の体にナルガクルガを沿わすなよ!!

 

 

ほら見てみろ!完全に一致してんじゃねぇか!!!!

弟「当たり前だろ!!アンタが俺の体にナルガクルガを沿わしたんだろが!!!!(俺の体にナルガクルガを沿わすって何…?)」

 

弟「あと、尻尾のパイナップルのヘタナルガクルガが足りてないけど、、」

 

ああ、それはアプリの都合上10枚までしか画像を重ねられなかったんだ。

 

弟「重ねるとか言っちゃってるし、ナルガクルガを10分割もするなよ

 

いや、お前だって蟹とか割って食べるだろ。

 

弟「だから何??」

 

この回答がわたしの癇に障り、

弟は退場。

 

弟は晩飯が一週間どんどん焼きになった。

 

最後にこのナルガクルガに隠されたとっておきの仕掛けをお見せしよう。

モンハンといえば狩り狩りといえば狩猟狩猟といえばスキル

スキルといえば、、、

 

「部位破壊」、ですよね。

 

これは小学生の皆さんにモノづくり(夢を叶えること)の素晴らしさを全身全霊でお伝えする貴重な映像になります。

 

この記事の終わりに、そちらの方を載せたいと思います

 

終わりに

いかがだったでしょうか?

 

子供の頃に夢見た世界は、大人になったら簡単に実現できてしまうんです。

それが良いのか悪いのかは、誰にも分からないのかもしれません。

今回は特に悪い例をお見せできたと思います。

 

夢を叶えるも諦めるも自分次第です。

しかし選ぶならどっちに転んでも徹底的にやりましょう。

 

中途半端は一番良くありませんから。ね。

 

 

ではまたどこかでお会いしましょう。

 

クマgood!!🐻👍

 

 

※ナルガクルガ、尻尾の部位破壊の貴重な資料