観る側が怖い格好をしていれば、ホラー映画も怖くないのではないか

ホラー映画を観るのはすごく怖い。

でもそれは端的に言って映画の中のやつらが、

あまりにも非日常な、怖い姿をしているからではないのか。

ならばこいつら同様にこちら側も怖い格好をすれば、

ホラー映画も全く怖くなくなるのではないか…？？

そういった希望を胸に、

今回はホラー映画に対してこちら側も怖い格好をして対抗していこうと思う。

そうすれば、もはや何も怖くないはずだ。

参加メンバー

今回企画に参加するメンバーと、

各々の変装後の姿がこちら！

役者は揃った…..

さぁ、俺たちを怖がらせてみろ！

鑑賞スタート

さぁ、ここからはもう各人成りきりましょう。

そうだね。オォウ〜〜〜〜！

観る映画を決めようか。

アマゾンプライムで探そう。

観る映画は『仄暗い水の底から』に決定。中田秀夫監督による邦画ホラーの代表的作品である。

しかし、ネームバリューで言えば我々も負けてはいない。

いよいよですね。

まぁまぁ怖いな。

普通に怖いですね。

基本「水」が題材となった映画なんですね。

授業でやったんだけど、日本のホラーでは水が使われることが多いらしい。

でも海外は全く違って、血を題材にするホラーが多いらしいね。

へぇそうなんですね。

そう言われると、日本のホラー映画って青色を基調としたものが多いよね。

対して海外のは赤色が多いですね。

・・・。

黒木瞳の演技力すごいな。

めっちゃ水漏れしてるじゃん….

気持ち悪いな。

ごめん、ちょっとここ気持ち悪くて見れないわ。

おい見えねぇだろ！！

テレビの前立たないでくださいよ！

それ違う映画だろ！

ごめんて。

うわ、二階には誰も住んでいないはずなのに…

何の足音だったんだあれは…

・・・。

あっ….

ひぇ〜〜〜….

もう見れないよこれ。

大丈夫やで。

（チラッチラッ…）

映画、終了。

ふ〜。終わったか。

まるで一本の映画を観終えたような満足感ですね。

実際観てるからね。そういう感想よくあるけど。

電気つけましょう！

振り返り

いやぁ、一安心ですね！

普通にめちゃめちゃ怖かったな。

やってて気づいたんですけど、普通に中身が入れ替わる訳じゃないんで怖い格好とか関係ないですわ。

当たり前のことに気付かされたな。

見た目を取り繕っても性格は変えられないですね。

お前ちょっと勃●してない？

してないっすわ。

興奮してるのお前だけだぞ。

股間のペニーワイズは元気なんですね。

日常でペニーワイズになることがないので、それでちょっと興奮はしてるのかもしれないです。

よくわからんが、まぁそういうことなのか。

まぁ着替えて片付けましょう！

そうだね。

いやぁ疲れたな。

タバコ吸いたいっすね。

あれ…..

どうしたの？

これ、マスク取れないです….

いいじゃん。もうペニーワイズで帰れば。

ペニーワイズそんなに違和感ないよ。

嫌ですよ！助けてください….

うわぁ服も脱げねぇ！！

もうこれからペニーワイズとして生きていけばいいじゃん。

ペニーワイズの友達は俺の人生史上初めてだわ。

最後ペニーワイズになっちゃうっていう願っても無いオチになりましたね。

嫌だ…ペニーワイズは嫌だ…

ペニーワイズ勃●してる？

こんな時にするか！

じゃあ俺らは先帰るから。

待ってくれ…俺はペニーワイズじゃないんだ…

いや、ペニーワイズですよ。

待ってくれ…….待ってくれ……..

完