山手線とは、東京の主要エリアを環状に結ぶ交通インフラであり、都市機能と生活圏の輪郭を形作る、この街を象徴する存在である。

在来線のドンとして東京の主要交通網を担い、通勤・通学はもちろん、観光や街歩きにおいても機能を果たしている。

そのため山手線沿線を巡るということは、それだけで東京を大満喫できるアクティビティであり、
古来より暇な大学生たちがしばしば「山手線をチャリで一周する」という、過酷かどうかよく分からないミッションにチャレンジしてきた。

今回はこの山手線を、チャリで2周してみることにした。
大学生が1周なら、我々は2周。
過去に類を見ない「山手線のおかわり」を敢行することで、学生ではたどり着けない”東京の本質”に触れることができるはずだ。
エクストラステージと化した山手線沿線が我々に映し出す「本当の東京」を、目撃せよ。
実施方法
今回は次の人物に参加してもらう。

長谷川…当サイトの企画スタッフ。何の変哲もないただの爽やかなサラリーマン。体力には自信がある。

ぴろぴろ…当サイトの管理人。海抜が高いという理由から、山手線は田端〜駒込間が好き。
今回は池袋駅を開始地点として、山手線を反時計回りに自転車で2周する。

距離にして約36km。電車であれば1時間程で1周するが、自転車であれば1周に大体5時間程要するという。
それでは早速見ていこう。
山手線1周目

2026年1月24日。よく晴れた土曜日に我々はスタート地点である池袋駅に集まった。



今日は何なんですか?

今日はチャリで山手線を2周してもらいます。





大体1周でどれくらいなんですかね?



まあやってやれなくはないのか…。


自転車で移動することで、様々な発見があると思います。






【1周目】池袋→目白

AM 9:30 池袋駅スタート



















そして池袋駅からチャリを走らせること15分。




我々は最初の目的地である目白駅へ到着した。




目白駅周辺は斜面地ということもあり眺望が良く、都内では高級住宅地の一つとして数えられている。
最寄りには皇族の通う大学・学習院大学も居を構えており、学生街ながらどこか上流階級の息遣いを感じる品格のある街である。

AM 9:48 目白駅





目白→高田馬場




高田馬場には技術系や外国語教育などの専門学校があり、早稲田大学生のみならず多くの専門学生でも賑わっている学生街だ。








神田川は東京を流れる一級河川である。
フォークバンドかぐや姫の楽曲『神田川』の題材となっており、窓から神田川が見えるアパートに女学生と暮らしていた早大生の日々が元になっている。

そして神田川を過ぎ、飲み屋が立ち並ぶ通りを抜けると、


AM 9:56 高田馬場駅





学生街ということもあり、駅前には多くの居酒屋と消費者金融が軒を連ねる。
最近では看板を見る機会も減ったが、大学生向けの学生ローンも多く鎮座しており、先ほどの目白とはまた趣の異なる学生街である。







開始から30分。池袋から高田馬場まで到達した我々は、続いて新宿方面へとチャリを走らせた。











