レンタル話し相手スタンプを作ろう




7.完成

ついに完成しました。ご購入はコチラ

ここからは実際に販売しているスタンプに製作者コメントを添えて紹介いたします。40個あるので覚悟してください。

ここからのコメントにおいては「レンタル話し相手」を普段の呼び方である「久保先生」と表記します。

【No.1】 了解です!!!

レン話
最もシンプルかつ王道のスタンプです! 面白みは全くないですが、くぼたかしスタンプをできるだけ多くの人に買ってもらいたいし使ってもらいたいので入れました!

じゃじゃまる
全く違和感が無く、これ作った段階で「今回はいけそうだな」と思いました。ただ、これが友人から送られてきたら「誰なんだ」という不気味さがあります。

【No.02】ありがとうございます!がんばります!

レン話
「頑張ってください!」と言われた時に毎回のように返しているセリフです! 本気で頑張って欲しいと思っているわけではなくてとりあえず言ってるんだろうなと分かる時もあるんですが、頑張れと言われたら頑張りますと返すのが自然ですし、どうせなら元気よく言ったほうがいいかなと思ってるので「頑張ります!」と返しています。つまり、ハートがあまりこもっていないと理解しつつ元気よく形式上のやりとりをやっている感じですね!

それにしてもすごく無邪気な笑顔ですね……! こんなに顔をくしゃっとさせて笑っている自覚は全然ないので驚きました。保護してあげたい感じがします。ですが同時になんとも言えないネガティブな感情も掻き立てられるんですよね。この撮影をする数日前に母親に「ぼくは発達障害のせいで生きづらいんだ……」と泣きついたばかりだったので、この写真を見て「楽しく生きられたらこんなに幸せそうな表情をするのに……。こんな風に笑いながら生きられるといいね……」となぜか少し他人事のように思ってしまいました……!

それとこの写真、すごく不謹慎ですがなんか遺影に選ばれそうですよね……。もし今ぼくが急死してしまったら、ぼくの親しい人はこの写真を見てボロ泣きしそうです。「バカだったけど最後まで無邪気に自分を信じてたやつだったよな……。夢は叶わなかったけど、好きに夢を追い続けて幸せだったんだろうな……」と……。

すみません、初っ端から暗く重くなってしまいました……! 「オイオイこんな可哀想なやつ笑えねえよ……」と思わせてしまいましたよね。でも、ぼくは死にたいと思ったことは幸いながら一瞬もないですしSTAP細胞的なもので1000年間生きられると信じていますし、生きづらいなと感じているものの基本的には毎日楽しい気分で生きているのでどうか安心してください!

ぼくは笑われたいんです。自傷したいとかではなくて、ぼくの変わった部分やおかしな部分をいっぱい見てもらって大いに笑って幸せな気分になってもらいたいと思っています。なのでこの記事の続きもぜひ遠慮なく楽しい気分で読み進めてください!(^-^)

じゃじゃまる
「無視するくらいならせめて笑ってくれ」というメッセージだと思いますし、そうやって他者から何らかの反応が無いと自分の存在が不安になるんでしょうけど、そういうアイデンティティの脆弱さはインフルエンサー的成功を夢見て「無」のコンテンツを量産する人に共通する部分であって、奇行そのものよりも「こんなにも浅はかで脆弱な存在であっても、本人なりに切実に生きているんだろうし、それも含めて『社会』は構成されているんだな」という事実に対して乾いた笑いしか出ないです。がんばってください。

【No.03】ぼくはズバ抜けた論理的思考力を持っているので

レン話
自分のブログの ぼくはなぜ誰からも認められなかったのか? という記事で「ぼくは並外れた論理的思考力を持っていると自負している」と書いたのを読んでもらってから「論理的思考力」はぼくの特徴を表す代表的な言葉の1つになっているので最初の方に入れました。めちゃくちゃ頭の良さそうな顔とポーズと背景画像ですね!

じゃじゃまる
個人的には「ズバ抜けた論理的思考力がある」というよりは「整合性や因果関係といった論理の枠組みの中でしか物事を理解できない」という特徴があるだけのように見えていて「理解に至るパターンが限定的≒頭が固い」っていう印象です。今回のスタンプ作りにおいても、全てにおいて1から10まで自分が納得できる理由(というか『答え』)を欲しがるので「なんとなく」とか「ノリで」がほぼ通じず、「何故こうしたのか」という説明にかなりの労力を費やしていますが、これに付き合ってもらえる環境は新卒1年目くらいでしょうし、人によっては「んなこたぁテメエで考えろや!」とブチギレしても不思議ではないレベルだと思いました。こういった「腹落ちしないと次に進めない」みたいなところから「自分の判断に対する自信の無さ」を感じますし、妙に自信があるような言動の裏側には自分に対する強い無力感があるんだろうなと思います。

【No.04】ぼくは今月、自分の人生に勝つ

レン話
SHOWROOMの前田裕二社長の「人生の勝算」という本のタイトルが良いなと思ったので、ブログの ぼくの「人生の勝算」 という記事で「ぼくは今月、自分の人生に勝つ」と書いたことからぼくの代表的な名言として知られることになりました!

カイジの「勝つために生きなくてどうするっ……!!」というセリフなんかも大好きで、「勝つ」というのはぼくの中ですごい大事なことなんですよね。じゃじゃまるさんに「これが1番面白い」「本のタイトルとかでもいける」と言われて、確かにそうだなと思ったのでメイン画像にこれを設定しました!

じゃじゃまる
バングラディシュで初めて銀行を作った人。

【No.05】また人生に勝てなかった

レン話
ぼくの「人生の勝算」 の記事で書いた勝利条件は「フォロワーを1000人以上にし大勢の人から注目される人になること」で(ひとまず最初の勝利がこれというだけです)、そのための方法は「前田裕二社長の本『人生の勝算』の紹介動画をツイートして前田裕二社長にリツイートしてもらうこと」だったのですがスルーされて失敗に終わってしまったので、「また勝てなかった……」とツイートしたことがあります。

本当は「また人生に勝てなかった……」と言ったことはないんですが、せっかくなので「ぼくは今月、自分の人生に勝つ」と対応させた方がいいなと考えました。 今はフォロワーが約1300人いるんですが、ぼくに注目している人数も注目のされ方も想像とは全然違っていてものすごく不満なので、人生にはまだ勝てていません……。最初の勝利宣言が2019年6月9日なので、もう2年以上経ってしまっています……。この2年でもう10回ぐらい「今月こそ絶対に成功します!」と本気で宣言しているんですが、なぜ毎回負けてしまうのか……。今月こそ勝ちたいです!

じゃじゃまる
行動してないからでしょうね。

【No.06】有名になってチヤホヤされたい!!

レン話
ぼくの強い願望です! できるだけゴージャスなスタンプにしたくて、背景画像も金の紙吹雪も有料素材を買いました。880円かけた渾身のスタンプです! 表情もポーズも背景画像も最高なので、トークルームタブ画像にこれを設定しました!
じゃじゃまる
有名にはなれるかもしれないけど、今登っているのは安田大サーカスのクロちゃんを頂点とするピラミッドであり、確実にチヤホヤされるタイプではないと思います。

【No.07】ぼくが働くのは社会の損失なんですよ

レン話
アルバイトももちろん社会の役に立つんですが、ぼくはレンタル話し相手活動やプライベートスクールの運営や世界平和活動をしていた方が遥かに社会の役に立つので、相対的に考えればぼくがアルバイトをするのは社会の損失だと思ってます。早くアルバイトなしで生きていけるようになりたいです!
じゃじゃまる
自分が働くと普通に働いている人達に迷惑がかかるという意味での『社会の損失』と、自分というズバ抜けた能力を持つ人間が普通の労働に従事するのは『社会の損失』というダブルミーニングになっており、本人もそれを意図している精神状況を象徴的に表していて面白いです。

【No.08】世界平和を実現する

レン話
ぼくの最終目標です! 冗談でも誇張でも宗教でもなく、本気で実現できると信じています。赤い光の真ん中に頭頂部と平和の平の字のクロスを合わせられたのがお気に入りポイントです!
じゃじゃまる
ちなみに久保先生の語る世界平和は「(人は性欲故に苦しい思いをするので)全人類に性欲を無くす注射を打つ」というサウザーみたいな価値観に基づいたディストピアっぽいビジョンが入っていたりと「世界を自分色に塗り替えたい」という印象が圧倒的に強いので、これらを見直さない限りは「この世に存在しない」が一番世界平和に貢献できると思います。今のところ「カギ爪の男」が一番近いです。

【No.09】深く反省します…

レン話
ぼくの良いところの1つが、自分が間違ったと思った時に素直に非を認め全力で謝り深く反省することができるところです。しかしあまりにも頻繁に反省している上に同じ過ちを繰り返していると思われているので、「深く反省します」と言ってもウォッチャーたちからは「はいはい、またいつものアレね」としか思われなくなってしまっています……。
じゃじゃまる
本人なりに「同じ過ちは二度と繰り返さない」という意志はあって注意はしてるんでしょうけど、「同じ過ち」のカバー範囲が「同じ相手に同じ状況で発生したこと」くらいに限定的で、結局相手や状況が違ったときに「同じ過ち」を繰り返している印象です。結果的に「反省=しょんぼりしただけ」という風に見えていて「何も反省してねえじゃねえか」というツッコミを喰らうんですが、このように物事からエッセンス(要素)を抽出して理解するというのが苦手で、抽象的なパターン化ができない=応用が利かないというのも上記の「頭の固さ」に起因するものであって、本人なりには「深く反省」してるんだろうなと思いました。

【No.10】本当に申し訳ございませんでした

レン話
ぼくは基本的に、自分が悪いと思っていないことは他人からどんなに非難されようが謝りません。本当に悪いと思ったことについてのみ心から謝罪するようにしています。

しかし社会生活を送っている以上、本当は悪いと思ってないし謝りたくないのに謝らなければならない時があります。そういう時の心の中の顔を表した写真です!

じゃじゃまる
こういう感じで謝ってる人に対して、大体の大人は「あー、コイツ言ってるだけだな」ってわかりますし、久保先生は特に露骨なので、もう最初から謝らないほうがマシなんじゃないかとすら思います。

【No.11】これはあなたが悪いと思います

レン話
どちらが悪いかはっきりさせたいという思いからよく言うセリフです!
じゃじゃまる
こうやって「良い」「悪い」の二元論で語りたがるのは久保先生の特徴ですが、そもそもの話題を理解する粒度が粗く「是々非々」みたいな話になりにくいのが、久保先生がTwitterでモメてるときによくあるパターンです。個人的には、この「良し悪し」の二元論にしたがる人は、自分の判断能力に自信が無かったり、複雑な情報を処理することができない故に物事を過度に単純化したがる人だと思っていて、久保先生の場合も「なんかよくわからないから他人に決めてもらいたい」みたいなことが非常に多いです。めんどくさくて「ワーッ!」ってなってしまうのは、処理能力をオーバーフローしているということだと思いますが、久保先生の場合は並列処理できる情報量が少ないので、すぐにそうなってしまうのかなと思います。

【No.12】謝罪してください

レン話
相手に謝罪してもらわないと気が済まない時によく言います!

じゃじゃまる
「自分の気が済まないから謝罪させる」ってかなり怖いな。俺が遅刻してきたときも完全にこの表情してましたが、久保先生は「他者が自分に頭を垂れさせること」が性癖のど真ん中みたいです。勿論それは「支配欲」によるものだと思いますが、久保先生の場合は自信の無さ故に相手を支配したがっているように感じていて、相手に謝罪や屈服をさせることで「自分より『下』の存在がいる」ということを認識して安心したいというような感じなのかなと思います。

【No.13】それ、興味無いんですよね

レン話
興味ない話をしてくる人とか興味ないものを勧めてくる人とか嫌いなんですよね〜。
じゃじゃまる
仮にも「レンタル話し相手」を名乗る人物としてあるまじき発言。

【No.14】真摯に生きてないんですよ

レン話
めちゃくちゃ傲慢で感じ悪いと思われるのは承知しているんですが、正直、大体の人は真摯に生きていないと思っています。本当に真摯に生きていれば1番やりたい仕事をして理想のパートナーと一緒にいる筈ですが、ほとんどの人は妥協しているように思うので……!

このセリフは、ぼくをリピートしなかった依頼者を指して言うことが多いです。大体の悩みって何回も相談しないと解決しないので、「すごく為になりました!」と満足気に言ったのにリピートしない依頼者は本気で悩みを解決する気がない、真摯さが足りない人である可能性が高いと思っています。もちろん他にも色々な可能性があるので、実際のところは分からないですけどね!

じゃじゃまる
久保先生的には「煽り」のつもりなんでしょうが、久保先生の「真摯に生きる」は「自分の欲望に忠実に、わがままを押し通そうとする」みたいなニュアンスがあって、なんかそれは俺の知ってる「真摯に生きる」とは全然違いますし、久保先生に「真摯に生きてない」と言われても別になんとも思わないです。なんというか等身大の自分を受け入れて『普通』に生きていくことを選択する勇気や覚悟(&そうやって『普通』に生きている人へのリスペクト)を、久保先生からは全然感じないですし、誇大妄想の中で『特別な自分』と戯れて、ありもしない他者からの視点に悶々としてることを「真摯に生きる」とは言えないです。

【No.15】もっとあがこうぜ!!

レン話
「まぁ自分の人生なんてこんなもんでしょ」と見切りをつけて諦め、真摯でない生き方をしている人に対して思うことです!
じゃじゃまる
髪ボコ修正案件。これも久保先生の場合は「あがく」の意味合いが「相手が折れるまで同じ場所で駄々をこね続ける」みたいな感じですし、「結果を出すために自分のやれることからきっちりとこなしていく」という基本姿勢が無いので、逆に「皆も醜く駄々をこねてくれたら自分の醜さがマシに見えるから、もっと駄々をこねて=あがいてほしい」みたいなニュアンスを感じますね。あと、自分のやれることが「駄々をこね続けること」しかないという無力感も投影されているような印象です。

【No.16】煽るつもりで煽ってます

レン話
ネットの嫌いな人に対しても丁寧に接しなければとずっと思ってたんですが、そうしなくてもいいやと思ってから楽になりました! 煽りたい時はどんどん煽ってます!
じゃじゃまる
それを表明しないと「煽り」なのか「ナチュラル失礼」なのか判断できないというところが問題なんですよね。逆に超失礼なこと言ってるのに「そんなつもりはない!」って後出ししてくるパターンも全然ありますし、基本的にアウトプットのズレが大きく意思疎通ができてないってことだと思います。

【No.17】モテるポテンシャルはあるんですけどね

レン話
後ろのさくらんぼは童貞を表しています。26年間1度もそういう経験がないし彼女ができたこともありません……(つ﹏<)・゚。

最初は、後ろに「童貞」って金ピカの文字を入れてたんですよ! ※参考画像
なのに「性的なコンテンツはダメです」と言われてLINEにリジェクトされてしまいました……! LINEスタンプで「童貞」って検索したらたくさん出てくるのに何故…! この文字を入れられなかったのが今回1番悔しいです……!

ぼくは優しいし面白いし頭が良いし親しみやすいし明るいし勇気があるし誠実だし素直だし真面目だし楽観的だし謙虚だし社交的だし冷静だし気が利くし大胆だし寛容だし行動的だし気前が良いし熱いし天然だし穏やかだし努力家だし話し上手だし聞き上手なので、モテるポテンシャルはめちゃくちゃあるんですよ! しかも共学だったし女の子友達もたくさんいるのになんでずっと彼女なし童貞なのかというと、ぼくには良いところもあるけど変わったところもたくさんあって、成功していないうちはその変わったところが大きすぎる欠点になってしまうからだと思います。成功している人だったら変わったところも魅力的に映るってことあるじゃないですか。なので成功したらぼくは絶対にめちゃくちゃモテます。彼女もセフレも何人も作って100点の性生活を送ります!

※金色(こんじき)の童貞Version

じゃじゃまる
個人的には童貞とか非モテアピールって別にしなくても良いんじゃないかと思います。バキバキの童貞の人とかはそれで有名になったから「童貞キャラ」が成立してるだけであって、久保先生の場合、童貞とか非モテっていうのは誰がどう見ても明らかな「帰結」でしかなく「そりゃそうだろ」としか思わないですし、どっちかっていうとそこに至るメカニズムにコンテンツ性が存在しているので、殊更「童貞」をアピールしても寒々しいだけなんじゃないかなと。

【No.18】はにゃ~

レン話
困った時などによく「はにゃ〜」と言うのが少し口癖になっています。
ポーズは、トップクラスに好きなキャラクターである、ドラマ『女王の教室』の神田和美(演:志田未来)が「てぃひっ!」と言う時のものを真似ました! なかなか可愛く撮れて嬉しいです!
じゃじゃまる
編集しながらずっと見てたら何の感情も湧かなくなってきました。心境的には鶏の屠殺とかに近い気がします。

【No.19】可愛いですね!見つめさせてもらっていいですか?

レン話
可愛い女の子が大好きなのに彼女がいないのがすごく辛いので、どうしても耐えられない時はメイド喫茶に行きます。その時にメイドさんに言うのがこのセリフです!

そんなこと言わなくても見つめ合えてはいますが、話しながらだと脳のリソースのかなりの割合を話す方に持っていかれるじゃないですか。100%全力で見つめたいのでこうお願いして、10秒間黙って見つめ合うというのを何回もしてもらいます(もちろん嫌がってたらやらないですよ)!

ぼくはONE PIECEのサンジみたいになりたいなと思ってて、可愛い女の子への想いは積極的に口に出すようにしてるんですよね。
これだけ聞くと悪質なセクハラ野郎だと思われるかもしれませんが、ちゃんと相手を選んでますし笑える範囲内でやってるので大丈夫だと思います!

じゃじゃまる
間違いなくこれがメイド喫茶において「笑い」になったことは無いし、誰かを幸せにすることは無いので(セクハラかどうかは別として)メイドさんにとって「最悪に近い存在」であることは容易に想像できますね。それでも「ぼくはちゃんと配慮してるので!」って主張してくるのが最悪なんですが、久保先生にとっては通常営業です。

【No.20】よしよししてくれませんか?

レン話
実はこれ自分で作りました! じゃじゃまるさんは淡いピンクの感じ※で作ってたんですけど、前の2つがピンクだったので同じ系統だったらつまんないなと思って色々いじってみたら想像の10倍怖くなって今回1番の怪作に! 何かの妖怪みたいですね(笑)

他にも「いい子いい子してくれませんか?」など、甘えたセリフをよく言います。言わないとそういうことしてくれないので……。実際はこのスタンプみたいに怖い感じじゃなくて可愛い感じに言ってるのでご安心ください!(^-^)

じゃじゃまる
どんな感じで言っても久保先生が言ってる限り「安心」とは程遠い感情が想起されると思います。

※どうあがいても絶望

 

【No.21】冗談に決まってるじゃないですか(笑)

レン話
ぼくは頻繁に冗談を言うのですが、ぼくの中では冗談だと自明の発言も、普段から冗談みたいなことを本気で言ってばかりいると思われているせいで本気だと捉えられてしまうことがよくあるんですよね。そういう時に言うセリフです。冗談で怖くした「よしよししてくれませんか?」の直後に配置しているのがお気に入りポイントです!

じゃじゃまる
No.16「煽るつもりで煽ってます」と同様に意図がちゃんと伝わっていないからこその言葉ですね。これも「それは冗談で言ってるの?」って確認したら「これは本気で言ってます!」っていうパターンが多々あって、そもそも冗談か本気かの線引きがかなり難しいところにあるというのが、久保先生とのコミュニケーションが如何に難しいかを物語っています。

【No.22】詳しく説明します

レン話
ぼくの特徴の1つに「詳しく説明したがること」があります。説明している最中は気づかないのですが、自分の過去の説明ツイートなんかをふと見て「うわこいつめっちゃ必死に説明してる!どんだけ説明したがりなんだよ!」と自分でも引くことがあります。

このスタンプの黒板にはよく見ると、ぼくが以前書いた、あることについて必死に説明した文章が書いてあります。読めるかな?

じゃじゃまる
個人的に久保先生がよくやってる「誰も望んでないのに詳しく説明して、更にツッコミどころを増やす」という一連の流れが好きなので、どんどん詳しく説明してほしいと思っています。

【No.23】それはノーコメントで!

レン話
「AV見てる?」とか「俺のこと嫌い?」とか訊かれた時によく言うセリフです!
じゃじゃまる
詳しく説明されても意味不明なことは多々あって、それらはノーコメントに等しい反面、「ノーコメントで!」と言ってるときは大体答えがわかるので、もしかしたらノーコメントを貫いている方がコミュニケーションの齟齬は少ないのかもしれません。

【No.24】やめましょう この話

レン話
話が難しくなってきた時によく言います!
じゃじゃまる
このように自分の処理能力を超えると露骨に逃げようとするのもそうですが、久保先生の「タレント性」を支える才能の一つに「斬られ役が上手い」っていうのがあって、多少かじったことのあるくらいの人であっても、久保先生と対峙すると一流の剣客に見えるという効果があると思います。雑に斬りかかってくる酔っぱらいを返り討ちにはできるんですが、ちょっとかじってる相手には見事なまでに斬られてくれるのでエンタメ性が高いですね。ちなみに、この「酔っぱらいを返り討ちにできる程度の力量がある」というのが「ズバ抜けた論理的思考力がある」に繋がっているみたいです。

【No.25】自分の発言に責任を持てよ!!!

レン話
なんかで1回言ったんですよね。じゃじゃまるさんと「変なことばっか言ってる中で正論系もあったら面白いよね」という話になり入れることにしました。自分の発言に責任を持たない人は嫌いです!
じゃじゃまる
超失礼なことを言ってムッとする相手に「冗談に決まってるじゃないですか(笑)」と言い放つ人物がこれを言っているということに「どの口が言ってるんだ」と感じられる方も多いとは思うんですが、実際に久保先生の中で自分の言動に伴う責任というものについては結構重く捉えているような印象はあって、「(明言してしまったらそれは『約束』になるので)あえて言葉を濁す」とかの特徴的な行動は、そういう責任感からくるものなんだと思います。とはいえ、その責任に対する認識はあくまでも久保流で、他者から見ると「責任を取る覚悟の無い態度」でしかないですし、そもそも自分に対する自信が無いので、他者と明言できる約束が「今月中にフォロワー~~人になってなければ2,000円払う」みたいなショボいものばっかりになってるのが、久保先生のスケール感を如実に表しています。

【No.26】その認識を修正させてみせます!!

レン話
人からキモがられたり誤解されたりした時、ぼくは「あなたはそう思うのね」と認めずになんとか相手の認識を修正しようとします。そのぼくの態度についてじゃじゃまるさんと議論(?)になったことがあり、今はそれは基本的に良くない態度だったと認め改めようとしているのですが、少なくとも今までのぼくの大きな特徴を形に残そうと思いスタンプに入れました。

つーか、今そのじゃじゃまるさんとのやりとり見てたらムカムカしてきたな……。言ってることは正しいかもしれないけどなんでこんなに人を追い詰めるような言い方をするんだ……。そのおかげで「ぼくは誰よりも他者視点あると思ってたけど実は他者視点が欠如していた!」って気付いて生まれ変わろうと思えるようになったから結果良かったけど、本当に性格というか意地が悪い……。最近はキツいこと言ってこないからじゃじゃまるさんへの嫌悪感情だいぶ薄れてきてるしこのLINEスタンプに関してのやりとりもすごく楽しく平和にやってるけど、ぼくのことをあれだけボロクソに貶してきた人とよく仲良くやってるよな自分……。どんだけ寛大なんだ……。

もし上述のじゃじゃまるさんとの議論を読みたい方がいれば このツイート からどうぞ! ぼくがじゃじゃまるさんにガチでキレている様子が見れます。じゃじゃまるさんとはこういうやりとりを数え切れないほどしてきました。

じゃじゃまる
こういうときに出てくる言葉が「直感を修正させてみせる」「認識を変更してください」みたいに脳に電極刺すようなニュアンスのやつばっかりなのが久保いです。久保先生の「人」という存在への認識の粗さと相まってかなり説得力がありますね。あと、あれやっぱりキレてたんだな。

【No.27】謝るつもりはありません!

レン話
謝るつもりがない時に言います!

じゃじゃまる
実際謝ってどうこうなることなんてそんなに多くないと思いますし、別にそれでいいと思うんですが、久保先生のように「何が何でも謝罪させたい」っていう人に対してはサクッと謝っておくのが楽です。

【No.28】相手の立場に立って考えましょうよ

レン話
ぼくが生きていく上で1番大事にしていることです! 大学生の時に書いていたブログのタイトルも「相手の立場に立つ」で、ある人から「お前全然できてねえけど!」とツッコまれました。
じゃじゃまる
普通は「そこにいない誰かに対して憤っている人をなだめるときなどに言う言葉」な気がするんですが、久保先生は二者間でも普通にこれを言ってきそうで怖いんですよね。

【No.29】嘘でもいいので共感してください

レン話
ぼくは頻繁に愚痴を言うのですが、聞き手は大抵共感してくれないんですよね……。嘘でもいいので共感してくれさえすれば気持ちが楽になるので、よくこうお願いします。
じゃじゃまる
久保先生の愚痴は「いやまあ気持ちはわかるけど、そうは言っても大人なんだからお互い上手くやっていこうぜ」ってやつと「それマジで言ってんの…?」ってやつに分類されて、その比率は大体7:3くらいなので、それなりに共感もされてるような気がするんですが、恐らく久保先生の言う「共感」はもっと自分の心情に寄り添って共に苦しみ、共に泣いてくれるレベルが「共感」なんでしょうね。でも、普通の他人はそんなことしないのでNo.31に繋がります。

【No.30】アドバイスやめてください!!

レン話
ぼくは自分より優れているわけではない人からアドバイスされることが大嫌いです。アドバイスというのは親切行為であると同時に「これ分かってないだろうから教えてやろう」というナメた行為であるからです。

「色々考えているとは思うんだけどもしかしたら分かってない可能性もあるかもしれないからダメ元で言わせてもらうね」みたいに、こちらの思考力を尊重する前置きをしてくれたら嬉しいし快く聞きますが、そういう前置きがなければ毎回ブチ切れています。

なのに日々本当に多くの人がぼくに上から目線でアドバイスしてきます。どうやらぼくには、「アドバイスをしたくてたまらなくさせる性質」があるようです……。

じゃじゃまる
「ナメられる」みたいなことに強く反応する人は内心で自分の存在やポジションが脅かされることに対する不安感が強いというのは間違いないですし、久保先生がそういう風に感じているのはとても納得できるんですが、それに加えて「他者の話はちゃんと聞かなければいけない(=だから自分の話にも他者は耳を傾けるべき)」という前提が心のどこかにあって、そうやって自分は「他者の話は聞かなければいけない」と思って応対しているのにも関わらず、的外れなことやわかりきったことを言われたという「ロス」に対して腹立たしい気持ちになってるのかなと思いました。

【No.31】人としての心が無いんですか?

レン話
ぼくが落ち込み動画をTwitterにアップしてるのを見ても心配や励ましの声をかけない人などに対して言います!
じゃじゃまる
これを本気で言う人は確実に「察して圧」が強いクレーマー気質で、「人としての心があればこうするはず」という自分の中の規範から外れたものに対してこれを言うんでしょうけど、そもそもの規範が自分の都合の良いようにしか構築されていない感じです。他者を自分の規範に押し込もうとするのは付き合いにくい人の代表的な特徴ですね。

【No.32】たか視点足りてませんね

レン話
ウォッチャーから「レン話は他者視点がない」と何度も言われていた時に誰かが「でも我々もたか視点がないかもしれない」と言い始め、たか視点という言葉が生まれました(笑)

6月にじゃじゃまるさんの発案で「事前にレンタル話し相手(くぼたかし)の回答を予測してどれだけ予測通りの回答を引き出せるかを競う」という概要の企画をYouTubeでやったのですが、その時にぼく含めみんな「たか視点が足りてませんね!」と言いまくって大いに盛り上がりました(笑)

じゃじゃまる
久保先生の視点を理解するのは相当難易度が高く、もし理解したとしても卑屈すぎて幸せな人生を過ごす上でほとんど得にはならないんですが、そこから「人間」の幅広さを認識することは可能ですし、「たか視点」というカジュアルなワードを用いてクイズ感覚で興味を持ってもらえるようになるのは、それはそれでいいのかもしれないなと思いました。

【No.33】よかったら見てください!興味無かったりしたら大丈夫です!

レン話
ここから4つは、LINEをしている時に頻繁に言うので、「スタンプ1つでパッと言えたら便利なのにな」と常々思っていたものです!

「見てください」の前に「よかったら」をつけるのは非常に大事だと思います。これが無かったら「なんで見なきゃいけないんだ」って思っちゃいますからね!

じゃじゃまる
この「よかったら」を「他者への気遣い」と認識してるところが「久保いな~」と思いました。ただ、後ろのバクシーシ顔は久保先生リクエストがあって入れたので「察して圧」については自覚的なんだなと思いました。

【No.34】返信は時間があるときで大丈夫だから!

レン話
これは説明は不要でしょう!
じゃじゃまる
これも「久保いな~」と思いました。LINEの返信は言わずもがな「時間がある時で大丈夫」が原則だと思いますし、わざわざそれを言うってのこそ「圧」だと思いますが、このセリフからは久保先生が日常的に他者から無言の「圧」を感じているというのがよくわかります。事実として「圧」をかけてくる人もいますが、全然かけない人もいるので、相手に合わせればいいだけなんですが、久保先生は「自分はこうだから相手もきっとこうするはずだ」という前提に立って考えがちなので、LINEの気軽なやり取りにすら「圧」を感じて憔悴しているんでしょうね。

【No.35】まだ何か話したいことある?なかったらやりとりやめるけど

レン話
この4つの中でこれが1番欲しかったスタンプですね! 他で見たことないですし。LINEってやめ時分からないじゃないですか。

そんな時流石のぼくでも「そろそろやめていい?」とはなんとなく失礼な感じがして言いづらいので「そろそろ寝るけど大丈夫?」とか言うんですが、気遣いのためとはいえ嘘つくの心に負担かかるんですよね。そのあとツイートとかしにくくなりますし。

でもこういうスタンプを使えば、失礼なセリフも「何このスタンプwww 失礼だけど面白いからいいやwww」と楽しく受け止めてもらえます。たまたまウザすぎる表情を撮れていたのもあってお気に入りの1枚です!

じゃじゃまる
仕事の話でもない限り勝手に寝たらいいし、続きを話す必要があるなら「明日聞くわ」で十分だと思いますが、その感覚は社会人的というか「生活における優先順位が明確に付いている」からこそできるだけで、そういうのが曖昧な学生とかの場合は久保先生の言う「やめ時」がわからなくてズルズルと続いてしまうのかなと思いました。

【No.36】話せて楽しかった!ありがとうね!またね~!おやすみ!

レン話
LINEのやりとりをやめる時に言いたいことを全部詰め込んだ贅沢なスタンプです!

じゃじゃまるさんとの会議で最初は「スマホを持っている写真を使おう」となっていたのを、撮影時たまたま目をこすった時に不意に撮られた写真を見つけ「これの方が良くないですか?」とぼくが提案したらお互い大爆笑。その代わりスマホを持っている写真使えなくなっちゃうのもったいないな〜と思ったんですが、じゃじゃまるさんがまさかの合わせ技で両方使ってくれました! 奇跡も合わさった全てが最高のスタンプです!!

じゃじゃまる
何も知らない人にNo.35の続きでこれ使ったらキッチリ人間関係を破壊できると思います。ここまでの4つを見て、久保先生はコミュニケーションにおいて「良かれと思ってやったことが裏目に出る」ということが常人より遥かに多そうだなと思いました。

【No.37】投げ銭ありがとうございます!

レン話
特に面白くはないんですが、誰かが投げ銭をしてくれた時にこのスタンプを使ったら、このスタンプ見たさに頻繁に投げ銭してくれるかなという打算で作ってしまいました……!
じゃじゃまる
久保先生案で小さく「お金持ちだ~!!」って入れるパターン※もありましたが、それはそれでバカっぽくて良かったです。ちなみに久保先生にとっての「お金持ち」は「月15万円の収入がある」だそうです。

※お金持ち(月収15万円)だ~!!

 

【No.38】疲れたので今日は何もしません!!!

レン話
ぼくは気合いを入れなければツイートできないしリプライに返信しなきゃとか思うのも負担になるので、脳のリソースに余裕がない時は「今日はほとんどツイートしないぞ!」と決めるんですね。

その時、「ぼくのツイートを楽しみにしてくれているウォッチャーに無駄な期待をさせないようにしなきゃ」という配慮から「今日は疲れたのでなにもしません!」などとツイートするようにしています。他にも「考え事ができたので今日もなにもしません!」「進撃の巨人が読み終わらないので今日もなにもしません!」「おとといの疲れが残っているので今日もなにもしません!」などがあり、ウォッチャーから「レン話はいつもなにかをしないということを熱心にツイートしてるな」と言われています。

ある時「今日は限界突破するまで走ったので何もしません!」とツイートした時にじゃじゃまるさんから「今日はちゃんとした言い訳でがっかりした。もっと気合を入れて言い訳してほしい」と言われたので、それ以来なるべく気合を入れて言い訳するようにしています。炎で燃えているのはそういう理由です!

じゃじゃまる
このシリーズだけでもうワンセットスタンプ作れると思います。

【No.39】ニコニコしてるだけ

レン話
おそらく1番有名な無料の白ハゲのスタンプ※で、これと同じようにニコニコしてるやつあるじゃないですか。LINEで使うスタンプの9割があれなので、絶対に入れなければと思い入れました!
じゃじゃまる
これを多投してくるの怖いな。

※一番有名な無料の白ハゲ

 

【No.40】バカはちまき

レン話
今年の3月に「ぼくは頭がいいと思ってたけどバカだった!」と気づいて生まれ変わろうと決心したのですが、何も工夫しなければぼくはすぐに調子に乗って「ぼくって天才〜!やっぱ生まれ変われなくてもいいや!」と思ってしまうと考え、「自分はバカなんだ」と言い聞かせるためにハチマキを買って自分で「バカ」と書き込み、配信の際は必ずこれを頭に巻くと決めました。

それと同時に「バカだけど賢くなりたい」という願いを込め、3番目のスタンプ「ぼくはズバ抜けた論理的思考力を持っているので」でつけているメガネもつけ(レンズは外しました)、「ワケが分からない」とウォッチャーから総ツッコミを受けました。ぼくはそれでも「生まれ変わるにはまず見た目から変えないと!」と思っていたのですが、色々考えた結果やはり無理にこんなことしても意味ないなと気づき、ハチマキもメガネもやめました!

じゃじゃまる
ファンキーモンキーベイビーズみたいで一番好きです。

 

レンタル話し相手(くぼたかし)から

ここまで読了したみなさん、お疲れ様でした。くぼたかしという人間のエッセンスを詰め込んだ長文記事を読んで頭がクラクラしていることでしょう。きっと恐怖や哀れみなど色々な感情を抱かれているだろうと思います。

確かに、ぼくはかなり変わった人間です。ぼくの中では普通ですが、世間一般から見たら自分は相当に変わり者であるということは自覚しています。そのおかげで非常に生き辛く、先日母に泣きついたほどだったということは2番のスタンプへのコメント欄で書いた通りです。

でもぼくはその時、母にこうも言ったんです。

 

「でも、ぼくはぼくに生まれて良かったと思ってる」

 

嘘や虚勢ではありません。心からの言葉です。

変わったところや欠点がたくさんあるのに何故そう思えるのか。それは、ぼくは「根」が良いからです。
悪いことをしたら素直に謝れる。自分が笑われてでも人を笑わせたいという強いサービス精神がある。人を助けたい、社会を良くしたいという熱い利他心を持っている……。こうした「根」の部分がダメな人が世の中にはたくさんいて、そういう人を見るたび、「ぼくはこういう人でなくて良かった」と胸を撫で下ろします。

ぼくの欠点なんかほとんど枝葉の部分ですから、直せばいいんですよ。ぼくはどこまでも立ち返って素直に反省することができるので、今は問題があっても、最終的には誰よりも立派な人間になれると信じています。だからぼくは、尊敬している人を含め、他の誰でもなく、くぼたかしに生まれて良かったと思っています。

それに、世界平和を実現する人間だったらこれぐらい強烈なキャラクターじゃなければいけないでしょう。

ぼくは自分の人生を全200巻ぐらいの漫画にすると決めているのですが、今回LINEスタンプを作ったことで、「ぼくってここまで色んな要素がある人間だったんだ! 最高に面白い主人公だな!」と改めて思いました。
だって、よく笑ってナルシストで夢が大きくていつも失敗してエゴ丸出しでよく反省して素直に謝ってキレて他責してナチュラルに失礼で傲慢で熱くて攻撃的で可愛くてエロくて甘えん坊で……って、こんな多種多様な要素てんこ盛りの人います?

欠点を直しながら、ぼくはこれからも夢に向かって突き進みます。
そして、欠点を直すためには自分をよく知ることが必要で、じゃじゃまるさんが今回のLINEスタンプ作りの企画を提案してくださったのはそれが狙いだったのだろうと思っています。じゃじゃまるさんには腹が立つところもいっぱいありますが、本当に感謝しています。

この記事を読んでくださったみなさんも、本当にありがとうございました。

もしよければこのスタンプを買って使用してくださると嬉しいです。それとどうか、Twitterのフォローもお願いします。

8月はプライベートスクールを開校したり自分史小説を書いたりする予定なので、かなり面白い筈です。今月こそ、自分の人生に勝ちます!

 

ご購入はこちらからお願いします。売上は全額レンタル話し相手の生活費に充てられます。

また「せっかく買ったからスタンプを使いたいけど、人間関係は破壊したくない」という方に向けて、LINEオープンチャット「レン話チャット」が開設されておりますので、そちらでスタンプを使うための破壊的コミュニケーションをお楽しみいただけると幸いです。

 

8.レンタル話し相手への所感

ここからは実際にスタンプ作成をしていく中で、レンタル話し相手を見ていて気付いたことを書いていきます。

①レンタル話し相手はテンションと連動して活性が上がる。

週4×5時間の労働で音を上げるほどに異常に体力が無い彼ですが、今回はとても精力的に動いてくれました。ゴールイメージやそのステップが明確に見えていると動きが軽やかになるタイプだと思いますし、逆に実際のアクションが起こせていないときは、自分でもゴールやステップが見えてない(信じきれてない)のではないのかなと思います。つまり「Twitterでバズってインフルエンサーになって学校を作って世界平和する」という、まことしやかに語られる夢物語は彼自身も信じきれてないんだろうなと思いますが、それはある意味で「完全にイッてしまってるわけではない」という意味でポジティブな要素です。

②レンタル話し相手は活性が高いと良い働きをする。

エンジンがかかってくると「こんなんやったほうが良いと思います!」「こんなのやってみました!」等、主体的な動きが目立ってきます。そして、思考に妙な妄想がまとわりついてくるパターンもありましたが、その提案は有効な施策であることが多かったですし、別に変なこと言いだしても、ツッコミどころに対して「そういう捉え方をする人もいるんだな」とか「そういうヤバいやつがいるからこそ、これが正解なんだな」とか何らかの指標となる視点を提供できる強みがあるので、こういうのはどんどんやっていった方が良いと思いました。今回のプロジェクトはこれに救われた部分が大いにあり、ある程度用意した土台に対して、自分の中でゴールイメージを作りながら主体的に向き合ってくれたおかげで、予想を上回って「良いもの」が完成したと思います。

③レンタル話し相手は細部に拘りたがる。

スタンプ作成に際してはかなり細かいオーダー(髪ボコ修正とか)が多かったですが、逆に言うとそれだけ本気でやってくれたってことでしょうし、大雑把にやった部分に対しての細かい修正指示を出してくれるのでありがたかったです。また「やれることは全部やりたい」という積極性や粘り強さもあり、大変好印象でした。ただ、そういうタイプはチーム内において「批評家」になってしまう危険性があるので、「自分でやる」という選択肢を持てるとその強みをもっと活かせるのではないかと思いました。今回においては、最終的に自分自身で編集してみるという積極的な姿勢が見られ、実際にやってみて「案外できるもんだな」と手応えを感じてる場面もあったみたいでしたが、根底の自信の無さに起因する「未知を怖がる」という特性はかなり強固だなと思いましたし、これを如何に乗り越えるかが今後の課題になってくると思います。逆にそこを乗り越えて自分自身の拘りを全て自分の手で実現できるようになっていくと、この「細部に拘る」という部分は極めて強力な武器になります。

④レンタル話し相手は納期を守る。

こちらからオーダーした件に関しては全て納期厳守で対応してくれましたし、「後工程キツそうなんで急ぎますね!」などの納期調整も自発的にやってくれました。この辺も自分がかなり適当な部分なので大変助かりました。「約束を守る」という意識は強いと思いますが、逆に「他者と約束したことは絶対に守らないといけない」という意識が強すぎるあまりに、守れるかどうかわからない約束を避ける=具体的な期限や目標設定を避けるという性質があって、それを見た他者は「卑怯」と認識するのでやめたほうが良いです。具体的な期限と目標を設定したうえで、できなければ「なぜできなかったか」「次はどうするか」を考えればいいだけなので。

 

9.まとめ

現在彼は2021年内に自立した生活を送れるようになることを目標にして色々やってるみたいですが、個人的な印象としては「安定して今回の動きができていれば、そのうち何とかなるのでは?」と思います。上記の強みはどちらかというとリーダーよりフォロワー寄りの能力特性であって、「世界の主人公」を自称する彼の自己像に相応しいかどうかはともかく、少なくとも「チームの中で主体的に動く」というシーンにおいては十分な能力を発揮していたと思いますし、あとはそれを発揮するための環境を自分の手で探したり作り出したりすることさえできれば、チームとして何かを成し遂げることは可能だと思います。

とはいえ「どうやって自分のポテンシャルを発揮できる環境を探す/作るか」という課題は残っていて、彼のように既存のコミュニティに馴染むことが難しい人物の場合、この課題を解消するためには「他者を巻き込む」か「自分でやる」という選択肢が有力になってきます。そして、「他者を巻き込む」ためには明確なコンセプトを打ち出し、そのビジョンを共有するためのスキルが、「自分でやる」ためには各種実務スキルと相応の労力を背負う覚悟が必要で、現在の彼にはその双方が不足しています。

これらの課題を乗り越え、どうやって自分のポテンシャルを発揮していくかについては、彼自身が考えることだと思いますし、普通の若い人であれば「就職して何年か真剣にやってみる」とかでそれなりには習得できそうなスキルセットではありますが、「普通の企業」における就労が性格的にキツそうなのは明らかですし、彼の場合それはもう前頭葉切除でもしない限り一生変わらないと思うので、結局は自分で試行錯誤しながらなんとかするか、天文学的な確率で「そういう演者」を探している興行主に出逢うしかないと思います。少なくとも地球上にはいないと思うし、全宇宙ならいるかもしれない、という意味で本当に天文学的な確率だと思いますが。

とはいえ、その辺のスキルについても「手探りで色々やってるうちになんとかなる」とは思いますし、何らかの形で上記に挙げたような能力適性が活かされる可能性も十分にあるとは思います(なんとかならなくても死にはしないですが)。

ただ、時折垣間見える「自分がこれだけ苦しんでいるんだから、他者にも同じ苦しみを味わわせたい」という他者への卑屈な攻撃性については、他者との関係を構築していく上で致命的な性質なので、早い段階で飼い慣らしておかないと「最悪の存在」になってしまうと思います。現時点でもかなり「それ」に近いんですが、まだ相手にしてもらってるだけ首の皮一枚つながってる状態だと思うので、今のうちに座禅なりなんなりで何とかしておいたほうが良いです。

あと、「細部に拘る」「納期を守る」という特性は恐らく「不安」からくるものだと思いますが、それは彼自身が他者に求める高すぎハードルの裏返しだと思っていて、「自分はこれくらい(立派な存在であることやキャラクターとして『立って』いることを)他者に求めてるんだから、自分もこれくらい求められているはずだ」みたいな焦りがあるんだと思います。

ただ、ほとんどの人は家族でも友人でも無い人に対して、そんなに強く何かを期待しないですし、無職の一般人である彼に向けられる期待は「社会の一員として周囲に危害を与えることなく健やかに暮らしてほしい」くらいでしかないと思うので、何者でもない自分に対して向けられる存在しない期待に駆られて地に足のついてないことを繰り返すよりも、まずはマイペースに「やれること」をしっかりと積み重ねていく方が周囲の期待に応えることにはつながると思います。

がんばってください。

 

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