14貫目
そうなりますよね。
いいですよ。ではキリがいいので15貫まで行きましょう。あと2貫食べたら、終了でOKです。
マジか!!
ちょっとそうなると俄然緊張感が増してきたな。。
なるほど。お腹の方はまだ大丈夫です?
ああ、いやなんかさ、それぞれの寿司が結構シャリとシャリの間にちゃんと空気が入ってて、満腹感はさほどないんだよね。
ほう。
わさびの緊張感と戦いながらも、本当に良いお店の寿司にしかない特徴に気づいていたカズマ。
やはり高級寿司はこんな状況下でも、そのポテンシャルを感じさせてしまうものなのだろうか。
うぅ〜ん。。
ちょっと一回ギョク入れるわ…。
ヤニみたいに言わないでくださいよ。
…ふぅ。
やばいな。どうしよう。
緑が浮き上がってる白身のイカをあえて選ぶか、ネタの下が見えない他を取るか…
難しいラインナップが揃いましたね。
まぁでも、さっきのイカも緑濃かったんだよな。それで平気だったから、イカ2貫目いくぜ!
奇跡おこすぜ。
……んんっ…
ぉぃ
どうしました?
あ、ちょっと待って。やばいかも。
来ましたか!?
やばいやばい、これ普通に話し合いだわ。
何をですか!?
あ゛ーーーッ
14貫目、アウト
ヤバイヤバイヤバイ!!
ガタッ
あまりの窮地にスタッフのドリンクも飲み始めるカズマ。
14貫目で、惜しくも敗れましたね…。
そしてカズマさん、一個報告です。
あ”あ”ッ!?
(ゴクゴクゴク…!)
実は今回のお寿司、有名店の高級江戸前寿司だったんです。
・・・。
ぷはあ”!?
ですから今回食べた寿司はコンビニ寿司とかではなく、有名店の高級なお寿司だったんです。
ごめん、外ってどうなってる?
どこ行くんですか?
ガチャッ
んハァ…!ヒハァ!
なのでわさび寿司ロシアンルーレットは偽企画で、
本当は「わさび寿司ロシアンルーレットの最中に最高級の寿司を食わせたら美味しさに気づくのか」という検証でした。
・・・偽でもなんでもなかったろ・・・!
美味しかったですか?
・・・。
・・・美味しかった、かもしれないけど。。
・・・全部忘れた。
総括
そろそろ落ち着きましたかね。
改めて、わさび寿司ロシアンルーレットはいかがでしたか。
いやぁこれ、数日間はダメージ残るだろうな。わさびの衝撃がすごすぎて。
そして今回の本旨は「わさび寿司ロシアンルーレットの最中に最高級の寿司を食わせたら美味しさに気づくのか」という検証でした。
振り返っていかがでしょうか。
いやまあ思い出すと確かにな。
イカが明らかに食ったことないレベルのイカだったもん。
やっぱりイカはかなり違うんですねぇ。
いや、イカ以外も、確かに今思えばちょっとクオリティおかしかったわ。
なんかシャリとかも普通じゃない感じだったぞ。
もう少しその辺、企画中にコメントいただいても良かったのですが。
全神経がそれどころじゃなかったんだよ。
ってことは残ったこいつらも高級寿司か。
はい。もうハズレもないですし、味わって食べてください。
ようやく平和が訪れたな。
・・・うん。
・・・。
めちゃめちゃ美味いな。
完
俺はこれ当たるまで食わないといけないの?