②二人羽織熱々おでんスタート
ブーーン
休憩中に冷めたと思うので、再度熱々にします。
勘弁してくれ。。。
さて、何からいくんだ?
ここら辺で鬼門の卵に挑戦しよう。
卵はマジで嫌な予感しかしないな。
おけおけ。いいぞ。卵をとらえている。滑りやすいから気をつけてな。
3品目:卵
白身は固く、それでいて黄身は驚くほど柔らかく仕上げた一品。
一般的なコンビニのおでんの卵が90円なのに対し、こちらは320円である。
いい感じだ。落とすなよ。そのまま落とさずに…
んっっっ
コラッ!!!
すまん。落とさないことに気を取られすぎて高さを見失っていた。
んむぅ〜。
おお、一口で。
よし、完全に口に入ったな?箸はもう離すぞ?
◎🎶△$♪×¥●&%#❇︎~
・・・・・・・
….なんだこの時間???
うぅぅぅググググううう….
ピッコロが卵産むときみたいになってますね。
産むな!早く噛め!噛みきれ!
ふぅ。。何とか。。食い切ったぞ。
おぉ。。
よし、次は大根だ。
カズマの願いも虚しく、味への言及は無いままおでんは次の局面へ。
4品目:大根
畑より産地直送され、口に入れると甘く柔らかく、それでいて確かな歯ごたえに仕上げられた一品。340円。
うぉぉぉぉぉぉ!!
行け!そのまま行け!
うふっぷ。ダメだ。出汁吸い込みまくってて熱すぎる。一旦置いてくれ。
おお…!
くそ…。大根は後回しだ。
そうか。。。
よし次は…ん?こんなのあったか?
牛すじっぽいぞ。よし、これなら食べやすそうだ。
実は一度小休止を挟んだ後、再開する前に我々はよりごどうに気づいてもらいやすくするため、牛すじという秘密兵器をおでんに投入していた。
5品目:牛すじ
上質なスジ肉を丁寧な味付けで仕上げった、味わいのある一品。80gで860円。
これは贅沢だなぁ。
そうだな!贅沢だな!
フーフー、熱い、ちょっと一旦ストップ。
おい、まだ全部入りきってないぞ。口を開けてくれ。
シュー、シュー。
何だ?スキューバやってんのか?食べれてんのか?この状況を説明してくれ。
まだベルトの部分だけですね。
何だよベルトって。
あぁ…すまん!ちょっと一旦出してくれ。窒息する!
では一旦休憩しましょう。
はぁっ。。死ぬ。。。
小休止
なあもう無理だって。諦めようぜ。
あいつ元々そんなにグルメじゃないし。
そもそも味わってないんだよ、飯を。
それは由々しき問題ですね。食事はしっかりと味わってもらいたいです。
由々しき状態で食ってるからしょうがねえんだって。
あとおでん食うごとにどんどん臭くなるんだよ。羽織の中が。
極限状態ですからね。ごどうさんからも何か出てるんでしょうね。
卵、大根に、牛すじまでもごどうの舌には刺さらなかった。もはやここまでだろうか。
はぁ、なんか羽織を脱いでも、まだごどうがいるような感覚だわ。
なんか、エモいですね。
キモいだろ。
そんな状況を打破するため、我々は最後に残していた手札を切る運びとなった。