第1位:ステーキ

おぉ、最後意外とこれか!

前二つと同じで火も油も必要なので、危険は危険ですね。

なるほどね。

いやでも、チャーハンと天ぷらを乗り越えた今の俺なら容易な相手よ。

そういう意味では肩の力抜いて、ようやく調理自体に本腰が入れられるぜ。

今回は味つけもこだわっちゃうよ。
3品目のステーキ。熱したフライパンで牛肉を焼くというシンプルな料理に、この日初めて余裕を見せるごどう。
ボーーッ

フライパンを温めてっと。
しかし我々がこのステーキを今回の1位に選んだのは、その調理方法が故である。
ジューー

ごどうさん、塩胡椒だけの味付けでは物足りないので、今回はこちらを使って風味付けの方もお願いします。

ん?

あー、ウィスキーか・・。

こちらでフランベをお願いします。
※フランベ…調理中もしくは最後の行程でフライパンに強いアルコールを入れて着火させ、アルコールを飛ばしつつ料理に風味を移す調理方法

なるほどね。まぁそう容易くは終わってくれねぇか。
ウィスキーをちょいっと入れてっと…
ゴォォーー

ウオォーーーーー!!!!

すごいことになった。

助けて!普通に助けてこれは!!!

これは料理というよりサーカスですね。

料理だよバカが!助けろ!

裸エプロンでやる工程じゃねえんだよ!

AIに”男の料理”って絵を描かせたら、これが出てきそうです。

アチいって!!怖えって!!おい!
※ごどうは特殊な訓練を受け今回の撮影に臨んでいます。くれぐれも彼の真似をしないようにお気をつけください。

うぉぉおおおぉぉいいぃィィイイ!!
フランベによってウィスキーの香りが移ったステーキが、焼きあがった。
果たして本日3品目のステーキは、どのような味わいに仕上がったのだろうか。
3品目ステーキ、完成

完成したというより、これが残ったって感じです。

生還おめでとうございます。

お、ステーキだね。
だいぶ叫んでたけど大丈夫?

ご覧の通り無事に帰還しました。

恥ずかしながら、生きて帰ってまいりました。

恥ずかしいのはずっとだよ。

じゃあ、いただきます。

うん、ちょっと火を入れ過ぎかなぁ、肉が固い。
ウェルダンのさらに向こうまで行っちゃってる。

ごどうさんもレアくらいにはなってそうですね。

俺とその肉が戦火から生き残って帰ってきたんだよ。
もっとありがたく味わえよ。

すまん、1点かな。
他にこれ以外食べるものがなかったら食べられるってレベル。

おぉ、本日一番低い点数となってしまいましたね。

なんだこれ。あのまま業火に焼かれて死ねばよかった。

まぁ…、目立った外傷がなく終われて良かったよ笑
フランベを扱っての本日3品目のステーキは、その調理方法の難しさゆえに今回最低の評価を受けてしまった。
しかし第3位〜1位の料理を通じて、裸エプロンで調理することの危険さが皆様に伝わってくれていたら、本望である。
繰り返しにはなるが、裸エプロンでの調理は大変な危険を伴うものなので、決して裸エプロンで火や油を扱う調理には臨まないようご注意いただきたい。
総括

とにもかくにもみなさん、お疲れさまです。

この2人静かに並んでる時間が一番キモいな。

まあまあ、検証を通じていかがでしたか。
裸エプロンという男のロマンが、より高い解像度で理解できたのではないかと思います。

男のロマンにしては男ばっかりすぎるよ。

まあロマンの裏には、不便なリアルもあるってことで。

裸エプロンでの調理の際には、十分気をつけて欲しいです。

大変参考になりました。本日はありがとうございました!

ウィッス。

いやあ終わった終わった。

使わなかった食材が結構余ってるな。

これ俺持って帰ってい〜い?

ロマンが見えてるぞ。

勘弁してください。
完