カフェ

カフェに来て新聞を読むごどう。
コーヒーブレイクの最中に新聞で時勢をチェックするレガシースタイルは、古き良きエリートサラリーマンを体現した姿に他ならない。

タバコをくゆらすその右手が教養とワイルドさのギャップを演出し、知的な男の魅力を存分に醸し出す。
何か気になるニュースでも見つけたのだろうか、表情がキリっと引き締まる。
しかし、

眼前は『まんがタイム』である。

シュールな4コマに思わずニッコリしてしまうごどう。
と、そこで…

店員「こちら、ブレンドコーヒーになります。」

ごどう「ありがとうございます。」
店員「おや、新聞なんて珍しいですね。最近の日本経済はどんな感じですか?」

ごどう「う〜ん。やはり増税がネックですよね。」
店員「そうですよね。」

ごどう「消費税は上がっても、僕の給料は上がらない。老後資金が必要ですけど、お金も全く貯まらない。いくらやりくりしても減る一方です。」
店員「増税してもいいことがないですね。」

ごどう「えぇ、たまるのは僕のストレスだけです。」
店員「ふふ、お上手。一杯サービスしときますね。」

『ごどうの情報元 』

ごどう「『やりくりママさん』の、タイトルが集約されたような回を読んでおいてよかった…」
電車

電車の中はスマートフォンを見ている人ばかり。今の若者たちはYoutuberの動画やTik Tokなどを見ているのだろう。

そんな中でおもむろに新聞を取り出し、時流をチェックするごどう。
外回りの移動時間でも情報収集を欠かさないその姿は、まさにエリートサラリーマンの鑑であり、知的以外の何者でもない。

しかし後ろから見ると『まんがタイム』以外の何ものでもない。
電車内で偶然こちらから見てしまった乗客はどう思うだろう。ここまでして漫画を読もうとする執念におののくのではないか。
そしてここでも…

乗客「隣失礼します。」

乗客「最近は議員が収賄事件で捕まったり、不透明な政治資金の使い方がされたりと嫌なニュースが多いですね。」
ごどう「あぁ、そうですね。」

乗客「日本の政治が良くなっていって欲しいです。何か気になるニュースはありましたか?」
ごどう「えぇーっとですね。」

「・・・。」


ごどう「噛み捨てたガムとかがたまに服についちゃう時あるじゃないですか。あれは慌てて取ろうとするんじゃなくて、
氷などで冷やすと取れやすくなるっぽいです。」
乗客「なんだこいつ」

『ごどうの情報元』

乗客「なんか口も臭いですね。不快です。次の駅で降りますね。失礼します。」
ごどう「わたしも次で降ります。」
公園

昼下がりののどかな公園。
元気に駆け回る子供たち。優しく見守りながら談笑するお母さんたち。
そんな中でも聞こえる、クシャッと古紙がめくられる音。

近所のおじいちゃんである。
情報収集の方法は若者とは違えど、積極的に時勢を把握している。

競馬新聞ならいざ知らず、五大紙を読みふけるその姿からは圧倒的な知的さが感じられる。積み上げられた年の功は覆せないのである。

そしてここで最終チャレンジ。

現在1勝1敗であるが、結果はいかに…

子供「ねえねえおじいちゃん」
ごどう「んん?どうしたんだい?」
子供「おじいちゃん、しんぶんってたのしい?ぼく、お父さんの読んでるしんぶんって、見てもぜーんぜんわかんないんだ!」

ごどう「そうだねえ。ちょっと難しいかもしれないねえ。」
子供「なにかおもしろいニュースおしえてよ、おじいちゃん!」

ごどう「……このへんサルがでるんだ」
子供「えっ、そうなの?」

ごどう「もうでてるよ。お前だよこのガキ。お前だ。」
子供「ひいっ!!ママぁ!!!!」

子供「ママぁ…!あのおじさんが急にね…」
お母さん「ダメよ健ちゃん…!あのおじさんは話しかけちゃダメなおじさんなの。新聞の裏が『まんがタイム』なの。」
子供「しんぶんの裏が『まんがタイム』…」

『ごどうの情報元』

子供「しんぶんの裏が…『まんがタイム』…」
総括
いかがでしたか?
ニュースの会話については1勝2敗に終わったものの、頭を使うことなく知的に見せることはまあまあできたのではないでしょうか。
あなたも知的な一面をアピールしたいと感じるならば、さっそく古新聞を引っ張り出して、ぜひ『四コマ新聞』をつくってみましょう。
新しい姿の自分に、出会えるかもしれません。
完
おまけ

普通のニュースが気になり、4コマ面を表にして新聞を読んじゃってるごどう。
こうなると台無しなので気をつけましょう。













