第2位
ミスドのゴールデンチョコレートの黄色い粒々である。
持ち帰ったミスタードーナツの箱の底に、これでもかと言うほど散らばっている金色の小さな宝石たちだ。
これを万華鏡で覗いてみる。
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スーパーマリオサンシャインで集めるやつになった。
黄金色に輝く結晶。ゲームキューブのマリオは、こういうのを集めてる時代が確かにあった。
あの箱に残ったゴールデンたちを、ざっと口に流し込みたいという欲望も叶えられそうな鏡像だ。
実際カラフルなビーズを入れている万華鏡とそこまでやってることが変わらないので、ランキング上位は必然とも言える。
第1位
セロハンテープの最初の使えない部分である。
これに関しては能書きは割愛して、さっそく万華鏡の様子をご覧いただこう。
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鬼滅の刃の誰かのモチーフになった。
こんなやつ漫画にいなかったかと一瞬記憶を確認するくらいには、和柄紋様として仕上がっている。
なんと万華鏡にて一番映えるゴミは、セロハンテープをペロッとめくりやすくするためのやつ、だったのだ。
それではここからは、万華鏡に入れてもまるでロマンティックにならなかった、ドベ2つ(49位、50位)のゴミも紹介しよう。ある意味で最もゴミらしいと言える称号だ。
どちらも軽度の不快感を与える可能性があるので、閲覧の前にはご注意をいただきたい。
第49位
消しゴムのカスである。
第5位の鉛筆の削りカスと対をなす存在であるが、くっきりと明暗が分かれてしまった。
ゴミとして非常にまとまりがない消しゴムのカス。万華鏡の中ですら、その恩恵を受けることはなかったのだ。
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ちょーキモくなった。
ほとんど新種のウイルスである。ゴミとしての存在感が変わらないどころか、変に結束されて元の状態よりも不快感が増している。
どれだけ筒を回転させて形を変えてもいい方向には転がらず。
植物、微生物、結晶などどの分野で見ても有害物質の雰囲気を纏っていた。あまり刺激を与えてはならない。
第50位
缶ジュースなどのプルタブである。
ゴミはゴミでも、2万個くらい集めると車椅子と交換できるという噂もあるこのプルタブであるが、結果はいかに。
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本当に危険な組織のマスクになった。
次筒から目を離した時、自分が人質になっているかもしれない。
完全に戦場で敵のアジトを双眼鏡で覗いた時に映る光景である。そしてこちらも先ほどの消しカス同様、
いくら筒を転がせど事態は悪化するばかり。
漆黒の闇の中、希望の灯りは全く見えてこない。もう万華鏡の中には元のプルタブはないかもしれない。
2万個集めるよりは、できるだけ減らしていくことが福祉に繋がりそうである。
総括
さて、今回は普段の生活の中で出てくるゴミについて調査してみたが、皆さんの周りにはどんなゴミがあるだろうか。
洋服のタグやジャガイモの芽など、いつもならすぐゴミ箱に入れるゴミも一度万華鏡に入れてみてはどうだろう。
万華鏡はゴミのまた違った一面を見せてくれるのである。
どうせゴミが増えるなら、万華鏡に入れて、オシャレに増やしてみようぜ?
完