いつでも『神の一手』が打てる装置を作ってみた




神の一手を打ちまくってみた

まずやってきたのは囲碁などが楽しめる都内のボートゲームカフェ。

ごどうは碁盤上に対局を展開し、次の一手を思案する。

 

実戦を意識したイメージトレーニングだ。

 

ここで、ごどうが突如構える…

 

ごどうにしか聞こえない佐為の声を合図に、ごどうは神の一手を放つ。

 

神の一手が、打てた。

 

まごうことなき神の一手の絵面である。扇子で置き場所を示す右腕が、神の一手らしさに強い説得力を持たせてくれる。

人生で初めての経験に胸の高鳴りを抑えられないごどう。

 

そこで我々はあることに気づく。

 

この「神の一手」は、囲碁以外でも使えるのではないか。

 

そう、例えばこの将棋でも…

 

ひとたび駒を握れば…

 

頭の中に、佐為の声が聞こえてくる…!!

 

 

将棋でも、神の一手が打てる!

 

 

オセロでも!

 

 

チェスでも!

 

 

ダーツでも!

 

右上スミ小目みたいな位置にぶっ刺さった。

 

かつて夢見た「神の一手」がこんなに簡単に繰り出せてしまうのだ。

これは一度味わってしまうと強力な中毒性があり、我々はその後も色々な場所で「神の一手」を試してみた。

 

 

神のSuica

 

神の8ch

 

神のメントスコーラ

 

 

日常の全てのアクションを神が導いてくれる。

そして今度は、あの頃ぼくたちを夢中にさせたワニワニパニックでも。

 

 

徐々にゲームセンターからその姿を消しつつあるこのゲームの前で…

 

 

精神を統一すると、佐為の声が聞こえてくる。

 

鮮やかにワニの一手が決まる。

 

また、トイレでも。

 

トイレで大をする時、人は一番精神が統一される。

精神を統一すると、そう。佐為の声が聞こえてくる。

 

 

ブツを流す時ですら、佐為が示してくれる。

 

 

今回は狙いとは違う一手になってしまった。

目的物までの距離を見誤るとこのようなことも起きる。とはいえ、個室トイレと言う空間でも神の一手は有効であることが確認できた。

 

この頼もしさをさらに生かしたいと考えた我々は…

 

パチスロにやってきた。

 

神の一手を打ち続けたからか、ごどうも精悍な顔つきになっている。

ヒカルも最終巻あたりでは1巻の頃と全然顔つきが違っているので、おそらく同じ現象が起こっている。

 

台と向き合うごどう。

精神を統一すると、佐為の声が聞こえてくる。

 

 

2万円が溶けた。

あとから聞いたところによると、一万円が溶けたあたりからもう佐為の声は聞こえておらず、あとはごどうが単純にごどうとして負け続けたようだ。

 

奇しくも伝説の棋士「塔矢行洋」との対局を終えたあと、ヒカルとの対局中に成仏して姿を消した原作の佐為の顛末を彷彿とさせる、切ない検証の終わりであった。

 

総括

この装置を使うことで、神の一手を容易にたくさん打つことができた。

 

その点に関しては有意義な取り組みであったが、やはり一流の棋士だけが打つことのできる「神の一手」とは、それ相応の努力の末に到達できる境地なのだろう。

願わくば何かを頑張るあなたが、いつかその境地にたどり着けますように。

 

少なくとも…

 

このような文字通り”小手先”に、騙されないように、ね。

 

 

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